輪島塗支援で販売会 奈良市
能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島塗の職人たちを支援するため、被災を免れた器の販売会が奈良市で開かれた。近鉄百貨店奈良店で3月3日まで開催された。
石川県輪島市で10年ほど修業した経験を持ち、現在は奈良市で漆工芸店を営む杉村聡さん(58)が発起人となり、販売会を企画。職人が奈良を訪問して直接販売した。
職人の辻正尭さん(41)は「職人の作ったものを直接買っていただけるのはありがたい。応援の声が復興に向け励みになる」と話した。【もぎたて便】
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