2024-03-02 18:35スポーツ

DeNAの新人石上、はつらつ4安打=寒空の下でアピール―プロ野球オープン戦

5回、勝ち越しの適時打を放つDeNAの石上=2日、北九州
5回、勝ち越しの適時打を放つDeNAの石上=2日、北九州

 小雪がちらつく寒空の下、はつらつとプレーした。DeNAのルーキー石上が4安打の固め打ち。「練習からしっかり振ることを心掛けている。それが試合でもできた」とうなずいた。
 第1打席に中前打を放つと、2打席目は詰まりながらも左前へ。五回無死一、三塁では、三塁手前への当たり損ねのゴロを俊足を生かして内野安打に。幸運な打球ではあったが、三浦監督は「打席で迷いがない。楽しみ」と評価した。八回にも安打。思い切りのいいスイングが結果につながっている。
 徳島商高から東洋大を経て、ドラフト4位で入団した左打ちの内野手。2月24日のオープン戦初戦でも安打を放った。石井チーフ打撃コーチから「センターにバットを向ける」とのアドバイスを受け、状態が上向きに。その意識は徹底されており、この日の当たりは全て中堅から逆方向だった。
 ドラフト1位新人の度会も1番で出て1安打。「負けないように、自分も食らい付いて結果を出していきたい」。仲間の活躍からも刺激を受け、アピールを続ける。 
[時事通信社]

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