2024-02-27 08:00地域

地元の酒米をPRするタクシー 岡山

 タクシー事業などを展開する岡山交通(岡山市)は、同市中区雄町発祥の酒米「雄町(おまち)」をモチーフにしたタクシーの運行を始めた。雄町は県内での認知度向上が課題となっており、タクシーにあしらって走らせることで注目度を高めたい考え。
 導入は1台のみ。車体にはカラフルな稲穂や雄町を原料とした地酒の銘柄23種などをデザイン。車体前方にはお酒と稲穂のオブジェも装飾し、シートカバーにも稲穂やお酒のイラストをちりばめた。改装費など投資額は約560万円。
 乗車客には記念品としてオリジナルデザインのシールとコースターを配布する。準備数がなくなり次第終了する。岡山交通をグループ会社に持つ両備グループの松田敏之社長は「岡山には魅力的なものがあると感じてほしい」と話した。【もぎたて便】

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