最高賞に仏ドキュメンタリー「ダホメ」=ベルリン映画祭閉幕
【ベルリン時事】第74回ベルリン国際映画祭で24日、授賞式が開かれ、長編コンペティション部門最高賞の金熊賞に、フランスのマティ・ディオップ監督によるドキュメンタリー「ダホメ」が選ばれた。仏植民地時代の西アフリカ・ベナンから奪われた美術品の返還問題を扱った。短編部門に出品された泉原昭人監督のアニメーション「カワウソ」は受賞を逃した。
また、イスラエルによるヨルダン川西岸の占領に翻弄(ほんろう)されるパレスチナ社会を記録した「ノー・アザー・ランド」がドキュメンタリー賞を受賞した。パレスチナ人活動家とイスラエル人ジャーナリストらが共同監督を務めた。
会期中には、三宅唱監督の「夜明けのすべて」や想田和弘監督のドキュメンタリー「五香宮の猫」などがフォーラム部門で上映され、好評を博した。ベルリナーレ・スペシャル部門では、安部公房の長編小説が原作の石井岳龍監督「箱男」も話題を呼んだ。映画祭は25日に閉幕。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
西岡が2回戦へ=男子テニス
-
戦術核兵器の演習開始=ロシア国防省
-
乱気流で乗客1人死亡=シンガポール航空、タイに緊急着陸
-
ライシ師らに市民別れ=ヘリ墜落死、各地で葬儀―イラン
-
堀川、老野は3回戦敗退=世界柔道
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手