2024-02-22 13:15政治

安倍・二階派5人、政倫審申し出=28、29日開催へ

 自民党の西村康稔前経済産業相ら安倍・二階派幹部5人は22日、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、衆院政治倫理審査会への出席を正式に申し出た。自民、立憲民主両党は政倫審を28、29両日に開くことで大筋合意した。26日に幹事会を開き、公開の是非など詳細を詰める。
 衆院予算委員会はこれを受け、2024年度予算案採決の前提となる中央公聴会を29日に開くことを議決した。
 申し出たのは書類提出順に西村氏、松野博一前官房長官、塩谷立元文部科学相、武田良太元総務相、高木毅前国対委員長。塩谷氏は安倍派座長、西村、松野、高木各氏は同派事務総長、武田氏は二階派事務総長を務めた。西村、松野、高木各氏は安倍派「5人衆」と呼ばれる中核議員。
 これに関し、公明党の山口那津男代表は22日の党会合で「(出席する議員は)説明責任を尽くし、国民の関心に応えられるようにこの機会を生かすべきだ」と述べた。立民の泉健太代表は記者会見で「明確に真実を語ってほしい。そうでなかったときは、次の手段、証人喚問などに移らざるを得ない」と語った。 
[時事通信社]

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