J1戦力分析(3)広島、川崎、京都、町田
◇得点力不足解消なるか
【広島】スキッベ監督体制の3年目。前線からプレスをかけるスタイルはチームに根付き、プレーの精度も高まっている。得点力不足の解消に向けては、湘南で昨季13得点のFW大橋を補強。トップを争うソティリウやドウグラスビエイラにも、昨季以上の結果が求められる。
主力はほぼ残留し、荒木ら堅い守備陣は健在。運動量の多い満田のフル回転がカギとなりそう。新スタジアム元年をリーグ制覇で飾れるか。
◇カギはサイドバック
【川崎】主力が多く抜けた。就任8年目を迎えた鬼木監督の手腕に注目したい。最大のポイントは山根、登里が去った両サイドバック(SB)に誰が入るか。候補は昨年J2から日本代表に初招集された三浦、欧州帰りのファンウェルメスケルケンといった新戦力と、昨季けがに泣いた佐々木、もともとFWの瀬川ら。
脇坂、橘田ら中盤は安定感があるだけに、起用されたSBがそれぞれの色を出せば、攻撃サッカーはより魅力的になる。
◇4年目の成果は
【京都】※貴裁(※恵の心が日)監督は就任4年目。浸透しつつあるスタイルを確立し、昨季の13位から浮上して1桁順位を目指す。チームトップに並ぶ10得点のパトリックが抜けた前線は、山崎や新加入のマルコトゥーリオに期待。豊川と、昨季途中に加わって攻撃の軸となった原の両サイドとかみ合えば、得点パターンは増える。
守備では経験豊富な鈴木義や鈴木冬を補強し、厚みを増した。課題だったセットプレーの攻防を改善できるか。
◇堅守速攻に磨き
【町田】初のJ1挑戦へ、積極的な補強を敢行。就任2年目の黒田監督が志向してきた堅守速攻に、さらに磨きを掛ける。守備陣の顔ぶれは大きく変わる。GKには元日本代表の谷を獲得。統率力のある昌子らが加わった最終ラインは層が厚く、連係が構築できれば上位と遜色はないだろう。
前線は高さのあるデューク、突破力に秀でるエリキが軸。好機をつくるためには元韓国代表の羅相浩、仙頭らの働きがカギとなる。
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