2024-02-15 13:17社会

5歳女児に水浴びせ放置か=傷害致死容疑で母ら逮捕―青森県警

青森県警本部=青森市
青森県警本部=青森市

 青森県八戸市の自宅で、5歳の女児に水を浴びさせて放置し、死亡させたとして、県警は15日、傷害致死容疑で、母親の無職宮本菜々美容疑者(21)=同市柏崎=と、交際相手で同居する無職関川亮容疑者(31)=同=を逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
 女児は体中に多数のあざがあり、県警は日常的に虐待があったとみて調べている。
 逮捕容疑は1月7日午後5時~9時半ごろ、宮本容疑者の長女望愛ちゃん=当時(5)=を自宅浴室で水を浴びせて放置し、低体温症による急性循環不全で死亡させた疑い。
 捜査1課によると、望愛ちゃんは水が張られていた浴槽内で服を着て、うつぶせで倒れているところを宮本容疑者が発見。同容疑者は午後9時半ごろ、「子どもの意識がなく呼吸をしていない」と119番した。救急隊員が現場に到着した際、望愛ちゃんは心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。
 浴室内に暖房はなく、気温は10度以下だった。 
[時事通信社]

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