山根明さん死去、84歳=日本ボクシング連盟前会長
日本ボクシング連盟前会長の山根明(やまね・あきら)さんが31日、大阪市内で死去した。84歳だった。関係者によると、がんのため入院していた。葬儀は近親者のみで行う予定という。
大阪府出身。2000年シドニー五輪のボクシング日本代表監督などを経て、11年に日本連盟会長に就任。国際大会へ積極的に選手を派遣し、12年ロンドン五輪では男子ミドル級で村田諒太が金メダル、同バンタム級では清水聡が銅メダルを獲得した。
12年に日本連盟の終身会長になったが、18年に助成金の不正流用問題などを受けて辞任。その後、連盟から除名処分を受けた。 (了)
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