2024-01-13 05:09スポーツ

成長した日本の姿を=トルシエ監督と初戦―アジア杯サッカー

サッカー・ベトナム代表監督のトルシエ氏=2023年2月、ハノイ(EPA時事)
サッカー・ベトナム代表監督のトルシエ氏=2023年2月、ハノイ(EPA時事)

 【ドーハ時事】サッカーのアジア・カップが12日、カタールで開幕した。3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表は、14日の1次リーグD組初戦でベトナム代表と対戦。ベトナムは元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(68)が率いる。
 トルシエ氏は1998年から2002年まで日本代表監督を務めた。世代別代表でも指揮を執り、99年に20歳以下のワールドユースで準優勝、00年シドニー五輪は8強。02年ワールドカップ(W杯)日韓大会では、日本を初の16強に導いた。
 日本代表の森保一監督は22年のW杯カタール大会へ向けて、それ以前に日本が16強入りした3大会の戦いを分析。規律を重んじた3バックの「フラット3」と呼ばれたトルシエ氏の戦術などから日本の組織力が世界にも通じることを学び、チームづくりに生かしてきた。
 ベトナムは直近5試合で1勝4敗と苦しんでいるが、森保監督は「日本のことを熟知している。いろんな対策をしてくると思うので、その上をいけるようにしたい」と警戒する。「代表監督としては先輩なのでリスペクトしているし、楽しみにしている」。日本の目覚ましい成長をピッチで伝えることを誓った。
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集