田久保忠衛氏が死去、90歳=日本会議会長、改憲訴え
保守系団体「日本会議」会長で外交評論家の田久保忠衛(たくぼ・ただえ)杏林大名誉教授が9日、細菌性肺炎のため東京都三鷹市の病院で死去した。親族が10日明らかにした。90歳だった。千葉県出身。通夜・葬儀は近親者と関係者のみで執り行う。
早大法卒。1956年に時事通信社に入社し、那覇支局長、ワシントン支局長、外信部長などを歴任。84年の退社後は杏林大で教壇に立ち、2010年に同大名誉教授となった。
15年に日本会議会長に就任。憲法改正に向け、政権に対する働き掛けを続けた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏らと共に「美しい日本の憲法をつくる国民の会」共同代表を務めるなど、保守派の論客として知られた。
米外交に明るく、著書に「戦略家ニクソン―政治家の人間的考察」「新しい日米同盟―親米ナショナリズムへの戦略」などがある。
最新動画
最新ニュース
-
水素利用拡大へ新法成立=CO2貯留も、脱炭素化目指す
-
27年女子サッカーW杯はブラジル=南米で初開催―FIFA
-
G7広島サミット記念館を公開=広島市〔地域〕
-
男子5000メートルで唐沢が3位=世界パラ陸上
-
アメフト「有志の会」始動=日大元部員、新入生ら
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手