ガザ戦闘、民間人保護協議=イスラエル首相と会談―米国務長官
【エルサレム時事】ブリンケン米国務長官は9日、訪問先のイスラエルでネタニヤフ首相と会談した。パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘のほか、民間人保護やガザへの人道支援などについて協議。周辺地域への紛争拡大防止に関しても議論したとみられる。
イスラエル政府によると、ブリンケン氏はヘルツォグ大統領とも会談し「前途に関し、話すべきことが多くある」と語った。報道によれば、両者はハマス打倒後のガザについて具体的に協議した。
これに先立ち、ブリンケン氏はトルコ、ギリシャ、ヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアを歴訪。サウジアラビアでは記者団に対し、イスラエル高官らとは「ガザでの軍事作戦の将来の方向性」について話し合うと説明。民間人保護や人道支援を巡り、さらなる取り組みをイスラエル側に働き掛ける考えを示していた。
[時事通信社]
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