自民、能登地震で対策本部=共産「原発廃炉」を要求
自民党は2日、能登半島地震を受けて対策本部(本部長・茂木敏充幹事長)を設置し、党本部で初会合を開いた。被害状況を政府から聴取。茂木氏は「当面の救助活動、被災者の支援、そして被災地の復旧に向け、政府と連携して万全な対応を取っていきたい」と語った。
公明党の山口那津男代表は東京都内での街頭演説で「(被災地に)支援の手を差し伸べられるよう党のネットワークを最大限に生かして対応を始めた」と報告。阪神大震災や東日本大震災の経験に触れ、「教訓を最大限に生かし、一刻も早い復旧復興へつなげていく」と述べた。
立憲民主、国民民主両党は2日、それぞれ4日に予定していた党代表による三重県伊勢市の伊勢神宮参拝を取りやめることを決めた。
共産党は2日、党本部で対策本部会議を開催。志位和夫委員長は「この地域の原発の危険性は非常に明瞭だ」と指摘し、北陸電力志賀原発や東京電力柏崎刈羽原発などの廃炉を求めていく考えを示した。
[時事通信社]
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