米EU、貿易紛争停止を再延長=鉄鋼関税、25年3月まで
【ワシントン時事】米政府と欧州連合(EU)は19日、鉄鋼とアルミニウムへの追加関税を巡る貿易紛争を一時停止する措置を2025年3月まで再延長すると発表した。24年秋の米大統領選を考慮した。紛争解決に向けた新枠組みに関する交渉は続ける。
米EUは21年秋、トランプ前米政権が発動したEU産鉄鋼とアルミに対する追加関税発動をきっかけとした貿易紛争を一時停止することで合意。米国は一定量までの輸入を無関税とする「関税割り当て」を導入し、EUは米製品への報復関税を棚上げした。
[時事通信社]
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