陸自「高機動車」など18台、国内外で流通=スクラップ、確認不十分か―防衛装備庁
防衛装備庁は15日、陸上自衛隊の「高機動車」や、トラックなど少なくとも18台の自衛隊の車両が国内外で使用・販売されたのを確認したと発表した。いずれも耐用年数を過ぎた車両で、業者にスクラップとして卸す際の確認や徹底が不十分だったのが原因とみられるという。
装備庁は同日、トラック2台を不正輸出しようとしていた岐阜県の解体業者と、破砕証明書の不正があった東京都の回収業者を指名停止とした。
装備庁は外部の指摘を受け、4月から調査に着手。2018年4月~今年3月に自衛隊の140の基地で売却した計7500台の取引状況を書面で確認し、国内やフィリピンで実地調査も行った。
その結果、業者が落札車両を不正に転売したケースは確認できなかったが、国内で10台、フィリピンで8台が自動車登録や流通販売されていた。破砕した部分を修理したり、部品を集めて再生したりして走行可能にしていたという。
[時事通信社]
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