東北のミツバチ、越冬で南房総に 千葉県
本格的な冬の到来を前に、比較的温暖な千葉県の南房総地域で冬を越そうと、東北地方のミツバチの巣箱が館山市や南房総市に運び込まれている。冬を越したミツバチは、来年4月ごろから、福島県のサクランボや青森県のリンゴなどの花を受粉しながら、東北へと帰っていく。
長年越冬作業を手伝っている「ひふみ養蜂園」(館山市)では12月上旬、岩手県軽米町の「小森養蜂園」から持ち込まれた巣箱約120箱を南房総市内の山あいに並べた。ひふみ養蜂園の代表取締役で千葉県養蜂協会の会長も務める尾形玲子さんは「暖かい南房総地域で上手に冬を越して、ミツバチが元気にたくさん働いてくれるよう育てて、返してあげたい」と話した。
県内には東北地方から約60軒の養蜂業者が所有する約1万箱のミツバチの巣箱が持ち込まれる。館山市によると、大半は南房総地域で越冬するという。【もぎたて便】
最新動画
最新ニュース
-
福島で震度3
-
ハマスに停戦協議を初提案=人質解放後、イスラエル大幅譲歩
-
衆院3補選、自民全敗=立民完勝、維新も下す―岸田政権に打撃
-
テスラCEOが訪中=李首相と会談、自動車ショー視察か
-
台湾観光を一部再開へ=次期政権揺さぶり―中国
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手