学び直し促進へ休暇時給付金=賃金の最大8割、フリーに融資も―厚労省
厚生労働省は11日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会を開き、働いている人がリスキリング(学び直し)を受けるために無給で休暇を取った場合、賃金の最大8割を給付する案を示した。会社に学び直しのための有給休暇制度が十分に整っていない人でも受けやすくする。労働者のスキルを高めて構造的な賃上げにつなげる狙い。
具体的には、休暇前の賃金の50~80%(60歳以上65歳未満は45~80%)を支給。原則として賃金が低い人ほど給付率が高くなる仕組みとする。期間は最長150日間とし、給付額には上限を設け、現在の賃金水準では最高で1日当たり8500円程度となる。
このほか、フリーランスなど雇用保険の対象とならない人の学び直しを支援するための融資制度も創設。学び直しの受講費用や、期間中の生活費として、年間240万円を上限に最長2年間、貸し付ける。
[時事通信社]
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