高校生のロボットが相撲対決 福島県郡山市
高校生らが製作したロボットを相撲で競わせる「高校生ロボット相撲大会」の全国大会が福島県郡山市で開かれた。各地の予選を勝ち上がった計64台のロボットが土俵上でぶつかり合い、雌雄を決した。
同大会は、ものづくりの楽しさを伝えるため、全国工業高校長協会などが1993年から主催。直径約15センチの土俵の上で力士に見立てたロボットがぶつかり合い、相手を土俵から押し出せば勝ちとなる。「はっけよい、のこった」の掛け声を合図にロボット同士が激しくぶつかり合い、一方が土俵の外に跳ね飛ばされると選手や観客から歓声が上がった。
激戦を制し、優勝を勝ち取ったのは大分県立佐伯豊南高校(自立型部門)と香川県立観音寺総合高校(ラジコン型部門)の2校。両校の選手らは「優勝できてよかった」「勝つために試行錯誤した時間は無駄ではなかった」と喜んだ。【もぎたて便】
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