元同大アメフト部員4人に実刑=酔った女性を暴行―京都地裁
酒に酔った女性に性的暴行を加えたとして、準強制性交罪に問われた同志社大アメリカンフットボール部の元部員片井裕貴被告(22)ら4人の判決が21日、京都地裁であった。川上宏裁判長は、いずれも懲役3年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。
川上裁判長は「被害者の人格を一顧だにしない態度は強い非難に値する」と指摘。退学処分を受けるなどの事情を最大限考慮しても、「執行猶予は相当ではない」と述べた。
判決によると、4人は昨年5月21日午前、京都市内の片井被告の自宅で、酒に酔った20代女性に性的暴行を加えた。
同志社大の植木朝子学長は判決を受け、「教育の根幹を問われる事態が起きたことにおわび申し上げる」などと改めて謝罪。「学生が健全な学生生活を送ることができる環境を整え、再発防止に取り組む」とのコメントを出した。
[時事通信社]
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