侍ジャパンの経験糧に=米大リーグ挑戦表明、夢に突き進む今永―プロ野球・DeNA
終始堅い表情を崩さず、一言ずつ言葉を選ぶように抱負を口にした。30歳の節目で米大リーグへの挑戦を表明した今永は、「ユニホームを脱いだ後、いろいろな選手に伝えられるような、そういう経験にしたい」。
2017年アジアチャンピオンシップからスタートした、日本代表「侍ジャパン」での体験を通じて夢を膨らませてきた。「国際大会で楽しさやしんどさを経験し、米国の野球はどういう野球なのか、という思いが出てきた」。実績を積み上げることで、球団側から移籍の話が出るようになった。
身近な人々から背中を押された。駒大時代からバッテリーを組む戸柱、主将の佐野らチームメートのほか、メジャー経験のあるオリックスの平野佳、ロッテの沢村らにも相談。口をそろえて「挑戦した後に、何か見えるものがあるのでは」と激励を受けたという。
含蓄のある独特の語り口から「投げる哲学者」とも呼ばれる今永。「いつまでたっても野球が好き。努力を努力と思わずに突き進んでいきたい」と、夢の実現に向け決意を述べた。
[時事通信社]
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