2023-11-13 14:56スポーツ

渋野「中途半端だった」=米2年目はシード獲得ならず―女子ゴルフ

米女子ゴルフのアニカ・ゲインブリッジで61位に終わった渋野日向子=12日、米フロリダ州ベレル
米女子ゴルフのアニカ・ゲインブリッジで61位に終わった渋野日向子=12日、米フロリダ州ベレル

 【ベレル(米フロリダ州)時事】米女子ゴルフツアーで、渋野日向子が本格参戦2年目のシーズンを終えた。12日に閉幕したアニカ・ゲインブリッジで通算イーブンパーの61位。大会前に81位だった年間ポイントランキングは83位に後退。次週の最終戦、CMEツアー選手権の出場権が得られる60位は遠く、来季のシード権が与えられる80位にも届かなかった。
 不本意だったシーズンを、渋野は「すべてが駄目だった。情けない。1年通して本当に中途半端だった」と振り返った。
 今季はスイングを改造して開幕に臨んだ。3月のドライブ・オン選手権では7位に入った。だが納得のいく球筋ではなかった。左手親指付近の痛みにも苦しみ、結局トップ10に入ったのは一度だけ。持ち前の明るい表情に陰りが見られた。「落ちるところまで落ちた。また何かにチャレンジしていかないといけない」と口にした。
 来季は出場機会が限られる。与えられたチャンスを生かしてはい上がるしかない。「TОTОジャパン・クラシックで(日本に)帰ったときは楽しかった。でも、ここ(米国)で勝てないと意味がないと思う。やれる限りは挑戦したい」と巻き返しを誓った。 
[時事通信社]

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