捕鯨母船「日新丸」が引退 山口県下関市
30年余りにおよび捕鯨母船として活動した「日新丸」が最後の操業を終え4日、山口県の下関港へ入港した。市民らの出迎えを受け、市主催の引退式が開催された。
共同船舶(東京)が所有する日新丸は、調査捕鯨の時代は反捕鯨団体による度重なる妨害活動に耐え、2019年の商業捕鯨再開後も航海を続け、日本の鯨食文化の継承に貢献した。
同社によると、今回の航海中、老朽化した船内では二酸化炭素(CO2)が充満したり、冷凍装置が故障したりするなど、船員らが修理に悪戦苦闘しながら最後の捕獲・解体に携わったという。
約300トンのイワシクジラを陸揚げした同船は今後、広島県尾道市の因島に移動。後継の新型母船「関鯨丸」に移す機器を取り外し、廃船として北九州市の解体作業者に引き渡される。【もぎたて便】
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