米家計負債2600兆円=過去最高、カード延滞率上昇―NY連銀
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク連邦準備銀行が7日発表した2023年7~9月期の全米家計負債残高は前年同期比4.5%増の17兆2910億ドル(約2600兆円)と、過去最高を更新した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ金融引き締めを続ける中、消費の底堅さを示した格好だ。
一方、クレジットカードローンの延滞率も上昇するなど、利上げの副作用が生じているとみられる。
残高の主な内訳は、住宅ローンが4710億ドル増の12兆1400億ドル、クレジットカードが1540億ドル増の1兆790億ドル。クレジットカード残高は前期(4~6月期)に初めて1兆ドルを突破した。ニューヨーク連銀は「クレジットカード残高の急増は、消費支出や実質GDP(国内総生産)の強さと整合する」と説明した。
[時事通信社]
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