阪神、85年以来の日本一=オリックスとの関西対決制す―プロ野球・日本シリーズ
プロ野球セ・リーグを制した阪神は5日、京セラドーム大阪で行われた日本シリーズ第7戦でパ・リーグ3連覇のオリックスに7―1で勝ち、通算成績4勝3敗で1985年以来、38年ぶり2度目の日本一に輝いた。
阪神の岡田彰布監督は、前回シリーズ制覇した85年には掛布雅之、ランディ・バースとともに主軸打者として活躍した。オリックスは2年連続の日本一はならなかった。
今年の日本シリーズは、南海(現ソフトバンク)と阪神の対戦で「御堂筋シリーズ」と呼ばれた64年以来、59年ぶりの関西勢対決だった。
◇阪神球団小史
1935年に大阪タイガースとして創設。61年から阪神タイガースに改称。1リーグ時代の37年秋、38年春に連覇。44、47年にも優勝した。2リーグ制以降は62、64年にセ・リーグを制し、85年には吉田義男監督の下で球団初の日本シリーズ制覇。その後は長く低迷したが、星野仙一監督が率いた2003年にリーグ優勝。05年と今年は岡田彰布監督の指揮でセを制した。
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