中国、月の裏側の土壌展示へ=「嫦娥6号」で昨年採取―大阪・関西万博
【北京時事】中国政府傘下の貿易団体、中国国際貿易促進委員会(国貿促)は2日、今月開幕する大阪・関西万博で、月の裏側から持ち帰った土壌を展示すると発表した。表側で採取した土壌も合わせて公開する。海外で双方をまとめて公開するのは初めて。
中国は無人探査機「嫦娥6号」を使い、昨年6月に世界で初めて月の裏側で採取した土壌を地球に持ち帰った。2020年には「嫦娥5号」で月の表側の土壌も入手済み。今回の万博では、来場者がその二つを近くで見比べられるようにするという。
国貿促の李慶霜副会長は2日の記者会見で、「中国のイノベーションについて展示する」と説明。中国独自の宇宙ステーション「天宮」に滞在中の宇宙飛行士の様子を撮影したビデオ映像も放映すると明らかにした。
[時事通信社]
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