日枝氏がトップ人事決定=「現在も強い影響力」―フジ第三者委認定
フジテレビの第三者委員会は31日公表した調査報告書で、親会社の日枝久取締役相談役がフジと親会社の社長、会長人事を決めていたと認定した。その上で、日枝氏が「現在でも経営に強い影響力を及ぼし、組織風土の醸成に与えた影響も大きい」と断じた。
フジの社長は、「踊る大捜査線」などのヒット作を生み出した亀山千広氏が2017年6月、就任から4年で退いた後、短期間での交代を繰り返してきた。亀山氏の後を継いだ宮内正喜氏以降は遠藤龍之介氏、金光修氏と、いずれも2年以内で退任した。
報告書によると、第三者委が実施した役職員アンケートでは、日枝氏がグループの人事権を掌握していると「感じる」との回答が約82%あった。こうした不透明、不合理な人事権の行使が組織に及ぼす影響については、「役員が日枝氏の方ばかり見て行動している」「実力や素養に関係なく日枝氏に気に入られた人物が出世する」という選択肢を過半数の回答者が選んだ。
[時事通信社]
最新ニュース
-
日本に農産物開放求める=米関税「既に成果」―USTR代表
-
中国人捕虜に「憂慮」=米報道官
-
NY円、146円台前半
-
国連総長、イスラエル提案を拒否=ガザ物資搬入の「承認制度」
-
NY原油、4年ぶり60ドル割れ=米中貿易戦争を警戒
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎