スノボはメダルラッシュ=計17個、五輪へ期待―世界選手権
【サンモリッツ(スイス)時事】フリースタイルスキーとスノーボードの世界選手権が30日、閉幕した。日本勢はメダル計17個を獲得。特にスノーボード勢の活躍が目立ち、開幕まで1年を切ったミラノ・コルティナ五輪に向けて期待が膨らんだ。
中でも際立ったのがビッグエア。女子は表彰台を独占した。スキー・スノーボードの世界選手権で1~3位を日本勢が占めるのは1999年以来、26年ぶり。スロープスタイルの銀に続き、この種目で金を獲得した村瀬心椛(TOKIOインカラミ)は「日本が強いことを広められた」と充実感たっぷりに話した。男子は今季ワールドカップ(W杯)で目立った活躍がなかった木俣椋真(ヤマゼン)が金。来季まで続く代表選考レースの勢力図に変化を起こした。
日本が出場枠を得た場合、ハーフパイプは今大会の優勝者が代表に選出されたが、男女とも金には届かず。2022年北京五輪覇者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)は練習中に左肋骨(ろっこつ)を骨折し、棄権した。アルペンは女子の三木つばき(浜松いわた信用金庫)がパラレル大回転で2位に入り、「昨季より確実に実力が上がっている」。五輪で実施されないパラレル回転では優勝した。
フリースタイルスキーのモーグルは、男子の堀島行真(トヨタ自動車)が五輪でもカギを握りそうな4回転の大技「コーク1440」を成功させて制した。五輪で新たに採用されるデュアルモーグルは2位。来季に向け「ターン、スピードをどれだけ強化できるか」と課題を挙げた。
[時事通信社]
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