横浜、投手陣に厚み=低反発バット2年目、三塁打は増―高校野球
第97回選抜高校野球大会は投打に隙がない横浜(神奈川)が19年ぶり4度目の優勝に輝いた。
上位進出校は好投手がけん引。守備からリズムをつくった。横浜は右腕の織田、左腕の奥村頼の二枚看板。決勝ではピンチで片山が好投を見せるなど、層が厚かった。
準優勝の智弁和歌山(和歌山)も先発の渡辺に安定感があり、春夏通じて初出場で4強入りを果たした浦和実(埼玉)は、独特なフォームの左腕石戸が鮮烈な印象を残した。春連覇を狙った健大高崎(群馬)は150キロ超の直球が魅力の石垣に加え、左の下重が成長した。
試合前から継投が前提のチームが大半。大会を通じて完投も少なく、継投のタイミングや2番手以降の投手の出来が結果を左右した。
新基準による低反発の金属バットが導入されて2年目。本塁打はランニング本塁打2本を含め、6本を記録した。導入以前と比べて少ないものの、前回からは倍増した。
浅い外野の間を抜ける打球や頭を越える打球が目立ち、三塁打は前回の計15本から24本に増加。低く強い打球を目指すチームが多く、集中打もあった。甲子園初出場のエナジックスポーツ(沖縄)の「ノーサイン野球」は話題を呼んだ。
[時事通信社]
最新ニュース
-
オスプレイの佐賀配備、7月9日に=木更津駐屯地から順次―中谷防衛相
-
14日の日本選手=米大リーグ
-
デブリ2回目取り出し着手=最大3グラム、中心部目指す―東電福島第1原発
-
302円高の3万4285円02銭=15日午前の平均株価
-
岸本周平さん死去=和歌山知事、68歳
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎