智弁和歌山、スタートダッシュで勢い=4戦続けて一回先制―高校野球

格上を相手にする多くのチームはロースコアの接戦に持ち込み、後半勝負の展開を思い描く。そのもくろみを早々に打ち砕く集中力を備えるのが、智弁和歌山の打線だ。
一回、先頭藤田の二塁打を足掛かりに好機をつくり、4番福元が右前へ先制打。あっさり得点を刻んだが、追加点を目指した次のプレーが思惑を外れる。打席の荒井が1死一、三塁でスクイズのサインを誤認。バントの構えから投球を見送り、飛び出した三塁走者がアウトになった。
1点で終われば嫌なムードが漂う場面だが、走者は二塁に残っている。大きなジェスチャーで「切り替えろ」と訴える中谷監督を見て、「ここで打たないと流れが変わる」と荒井。汚名返上の思いを込めたスイングで、打球を右前へ運んだ。一回に先取点を奪うのは、初戦から4試合連続。相手が浮足立つ序盤に主導権を引き寄せる攻撃は、強豪のしたたかさを感じさせる。
優勝した4年前の夏を最後に甲子園では初戦敗退が続いていたが、春の王者に輝くチャンスが巡ってきた。頂上決戦で顔を合わせる横浜に「全員でぶつかる」と中谷監督。「覚悟」の言葉を好んで使う指揮官の表情が一層引き締まった。
[時事通信社]

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