軍事計画、記者に誤送信=トランプ政権、フーシ派攻撃前に

【ワシントン時事】トランプ米政権が、イエメンの親イラン武装組織フーシ派を攻撃する前に、軍事作戦に関する詳細な計画をメディアに誤って送信していたことが24日、明らかになった。誤送信を受けた米誌アトランティックのゴールドバーグ編集長が同日の記事で経緯を詳述した。
編集長によると、米軍が米東部時間15日にフーシ派に攻撃を始める約2時間前に、ヘグセス国防長官からテキストメッセージがあった。攻撃対象や使用する武器、タイミングなどの正確な情報が明示されていた。
このメッセージは通信アプリ「シグナル」を通じて送られた。編集長は今月11日に、大統領補佐官(国家安全保障担当)と同名の「マイケル・ウォルツ」を名乗る人物から接続リクエストを受けた。承認すると、副大統領と同名の「J・D・バンス」、国防長官と同じ「ピート・ヘグセス」を名乗るユーザーら計18人のグループチャットが作成されたという。
編集長は当初、ウォルツ氏になりすましてジャーナリストに偽情報をつかませるわなの可能性を疑った。しかし、後に政権高官による本物のグループチャットだと判明した。
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