開幕迫り、制裁金で幕引き=出場停止処分の意見出ず―プロ野球・オンラインカジノ問題

シーズンの開幕が迫る中、素早い幕引きを図る形となった。14人がオンラインカジノの利用を自主申告したと2月27日に発表した際には、処分の決定は各球団に任せるとしていたが、NPBと12球団で立場や年俸に基づく目安を協議。統一した基準の下、各球団が賭博の内容に応じて10万~300万円の間で制裁金を決めた。
処分内容は、今月17日までにまとめた。NPBの中村勝彦事務局長は「(カジノ利用者の)出場をやめるとか、そういう意見は一切なかった」と説明。最初から処分は制裁金にとどめる方向で話し合いは進んだとみられる。中村事務局長は「重いか軽いかとなると、私どもはこれが軽い罰ではないと認識している」と話したが、山岡投手が活動を約3週間自粛したことなどを考えると、十分な罰かどうかは意見が分かれるところだろう。
警察の捜査は続いており、今後刑事処分を受ける可能性もあるが、一区切りはつけた。これからはどう再発を防止するかも重要になる。選手のロッカールームにオンラインカジノに特化した啓発ポスターを貼り、選手が相談しやすいように窓口を設けるという。
[時事通信社]
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