雪辱遂げた深沢=三つどもえの接戦制す―競泳日本選手権

昨年のパリ五輪代表選考会。深沢は、本命種目の男子200メートル平泳ぎで渡辺と花車優(イトマン東進)に及ばず、代表入りを逃した。「ようやくリベンジできる」。強い思いで臨んだ今大会で雪辱を遂げた。
調子の良さには自信があった。ラスト50メートルで一時は渡辺に抜かれ、花車もじわりと差を詰めてきた。周りは見なかった。無我夢中で力を出し切り、三つどもえの争いを制した。「ラストは怖かったけど(勝てて)よかった」と胸をなで下ろした。日本記録を狙っていただけに満足はせず、「うれしいような、悔しいような」。苦笑いを浮かべた。
五輪代表を逃した後は引退も考えたが、勤務先の上司らの後押しも受けて再びプールに戻った。昨年12月の世界短水路選手権ではこの種目で3位に入り、自信を深めてきた。
100メートルに続く2冠を遂げ、世界選手権の舞台に立つ。「メダルと言わず金メダルを狙う。夢は大きく、目標高くいきたい」と力強く言い切った。
[時事通信社]
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