研究実り、埼玉を圧倒=BL東京が「負け犬」脱却―ラグビーリーグワン
BL東京が埼玉をねじ伏せ、入れ替わって首位に立った。先制は前半4分。敵陣22メートルライン付近からのラインアウトを起点に攻撃を重ね、最後はSOモウンガのオフロードパスを受けたフランカーのフリゼルがトライ。前半だけで4トライを決め、主導権を握った。
ラインアウトで優位に立ち、マイボールを安定して確保するだけでなく、相手ボールも次々と奪った。1週間かけて相手のスロワーやジャンパーの傾向を研究したそうで、主将のリーチは「セットプレーで相手にきれいなボールを与えなかったのが勝利の原因。事前準備がはまった」と誇らしげに語った。
リーグワンで埼玉が連敗を喫したのは初めて。BL東京は昨季のプレーオフ決勝で勝ち、今季の第7節では引き分けている。リーチは「僕はアンダードッグス(負け犬)の精神で、埼玉とずっとやってきた。それが今年、逆転するかもしれない」。連覇を目指すチームは、さらに自信を深めつつある。
[時事通信社]
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