ジョコビッチ 選手会訴訟への不参加を説明
【マイアミガーデンズ(米国)AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は20日、自身が設立したプロテニス選手協会(PTPA)による各統括団体への法的措置から距離を置く姿勢を示し、若手選手に立ち上がるよう呼び掛けた。訴訟内容にはいくつか同意できない点があると述べている。≪写真は男子テニスのノバク・ジョコビッチ≫
四大大会(グランドスラム)通算24勝を誇るジョコビッチは、マイアミ・オープンの記者会見で、「これは典型的な訴訟で、弁護士同士がやり取りするようなものだ」と述べ、「正直に言うと、訴状の中には賛成する部分もあれば、賛成しない部分もある」と続けた。
ジョコビッチは、2020年にバセック・ポスピシル(カナダ)と共同でPTPAを設立したが、18日に提出された訴状の中に名前が挙がった20人には含まれていなかった。
今回の法的措置から自分の名前を外す理由の一部として、他のトップ選手に対して声を上げる必要があるというメッセージを送るためだとしており、選手会での自身の役割を強調した上で、「一般論として自分は書簡に署名する必要はないと感じた。それは、他の選手に一歩前進してほしいからだ。自分はずっとテニスの政治に非常に積極的に関わってきた」と述べた。
「いくつかの変化を見てきたが、まだ根本的な変化が必要だと感じている。PTPAを含めて、すべての統括団体が一緒にこれらの問題を解決することを心から望んでいる」
19日にはカルロス・アルカラス(スペイン)が今回の訴訟に賛成しないことを表明したが、ジョコビッチはトップ選手には下位の選手のために変革に取り組む責任があると述べ、「今もそうしているように、私がこの問題について何か言うことを大勢が期待している」「話すことは構わないが、各ツアーや次世代における現在のリーダーたちが先頭に立ち、これらの問題が彼らにとって重要であることを理解してほしい。それは(トップの)選手たちだけでなく、彼らが代表する他の選手たちにとって重要なんだ」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】
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