「大谷フィーバー」の1週間=日本開幕、選手も満喫―米大リーグ

6年ぶりに日本で開催された米大リーグの開幕シリーズ(18、19日)はドジャースがカブスに2連勝して幕を閉じた。
計5人の日本人選手がプレー。特にドジャースの大谷翔平選手は一挙手一投足にまで注目され、多くのファンが東京ドームに詰め掛けた。大谷は「本当にいい思い出になった。またいつかこういう風な形で試合ができるとうれしい」と振り返る。
開幕戦ではドジャースの山本由伸、カブスの今永昇太両投手が先発した。メジャーの開幕戦で日本人の先発投手が投げ合うのは史上初。山本が5回3安打1失点で白星をつかみ、今永は4四球を与えたものの、4回無安打無失点と好投した。
第2戦では、大谷が五回に右中間へ今季1号ソロ。アーチを心待ちにしていた日本のファンを興奮させた。メジャーデビュー戦となった佐々木朗希投手は制球に苦しみながらも、先発で3回1失点。160キロ超の直球で何度も球場をどよめかせた。カブスの鈴木誠也外野手は2試合に指名打者で出場した。
来日した多くの選手も日本を満喫したようだ。ドジャースの救援バンダは人気アニメ「ポケットモンスター」の大ファンで東京・六本木のポケモン本社を訪れ、感激していた。他の選手も築地や浅草を訪問するなど、すしやラーメンを堪能。街で見掛ける大谷の広告に笑顔を見せる選手の姿も、球団公式インスタグラムなどで紹介された。
「チームのみんなが日に日に日本を気に入っていく姿が見えて、それが一番うれしかった」とは山本。長距離移動や慣れない環境は当然負担になるが、ロバーツ監督は「貴重な経験」と強調した。
[時事通信社]

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