球界の至宝、夢舞台へ=佐々木朗希、「特別扱い」で成長―ドジャースと契約合意・米大リーグ

「令和の怪物」がドジャースと契約合意し、野球を始めた頃から憧れていた米大リーグのマウンドに近づいた。佐々木はロッテで過ごした5年間、井口前監督、入団時は投手コーチを務めていた吉井監督とメジャー経験のある指導者の下で、夢の実現に向けて歩んできた。
岩手・大船渡高時代に球速163キロをマーク。鳴り物入りでプロ入りしたが体はまだ細く、「特別扱い」を受けて育った。体づくりに注力した1年目は公式戦登板ゼロだったものの、シーズンを通して1軍に同行。先輩の調整方法や試合当日の動きなどを間近で見て学んだ。2年目の2021年5月に1軍デビューを果たした後は、登板間隔を十分に空けて先発。万全な体調で気持ち良く投げられる環境で経験を積んだ。
そして、22年4月10日のオリックス戦を迎える。史上最年少の20歳5カ月で完全試合を達成。160キロを超える速球、落差のあるフォークを制球良く投げ込み、13連続を含む19奪三振。高い潜在能力を改めて知らしめた。
トップ選手に仲間入りしてからもコンディションを最優先にした起用は続いた。先発ローテーションを1年間守ったことがない点を懸念する声はあるが、吉井監督は「自分の経験で言うと、慣れればできる。彼は対応できるんじゃないか」。調整を任され、自分で考える力も養ってきた右腕なら、高い壁ではないということだろう。
球団がポスティングシステム利用の容認を発表した昨年11月9日、佐々木は「どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、ファンの皆さまに支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができた」とコメント。順調に才能を伸ばしてきた日本球界の至宝は、厳しい競争が待ち受ける新天地でさらなる輝きを追い求める。 (時事)
[時事通信社]

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