米女子ゴルフで新たな性別規定 トランス選手の出場めぐり
【ニューヨークAFP=時事】全米女子プロゴルフ協会(LPGA)と全米ゴルフ協会(USGA)は4日、選手のジェンダーに関する新たな方針を発表し、女子の大会に出場するには出生時の性別が女性であるか男性の思春期を迎える前に性転換手術を受けていなくてはならないと規定した。新規定は来シーズンから適用される。≪写真は資料写真≫
LPGAによると、今回の変更はトランスジェンダー選手に関連した競技の公平性の問題を解決することを目的としたもので、医学や科学、スポーツ生理学、ゴルフのパフォーマンス、ジェンダー政策法のトップ専門からなる作業部会の助言を受けた。
LPGAのコミッショナーを務めるモリー・マクー・サマーン氏は「われわれの規定は、広範で科学に基づいた包括的なアプローチを反映している」と説明し、「エリート競技の公平性と競争の公正さを維持しながら、すべての選手が組織内で歓迎されていると感じられるようにするという、われわれの継続的な取り組みを表している」と述べた。【翻訳編集AFPBBNews】
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