ウクライナ支援強化を協議=加盟交渉進展は望み薄―NATO外相会合
【ロンドン時事】北大西洋条約機構(NATO)は3日、ブリュッセルで外相会合を開いた。2日間の日程で、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援強化を中心に協議する見通しだ。
ウクライナはNATO加盟に向け、正式な交渉入りを求めているが、米国やドイツなど一部加盟国が慎重姿勢を崩しておらず、今回の会合で具体的な進展が得られる可能性は低いとみられている。NATO加盟には、原則として加盟32カ国の全会一致による承認が必要となる。
一方、会合ではウクライナの戦闘継続を支えるための財政支援や、武器供与の強化が主な議題となる見込み。バイデン米政権は2日、ウクライナに対し7億2500万ドル(約1090億円)規模の追加軍事支援を行うと発表した。
会合前に記者会見したNATOのルッテ事務総長は「今われわれが軍事支援を強化すればするほど、交渉の場でのウクライナの立場は強固になる」と述べ、和平交渉を有利に進める上でも、さらなる支援が必要だと訴えた。
[時事通信社]
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