猿人と原人の足跡発見=150万年前、同時期に残る―ケニア
アフリカ・ケニア北部、トゥルカナ湖沿岸の約150万年前の地層から、同時期に残ったとみられる猿人と原人の足跡を発見したと、米チャタム大やストーニーブルック大などの国際研究チームが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。異なる種の古人類がどのように共存して暮らしていたかを探る貴重な手掛かりだという。
連続した足取りが分かる足跡のほか、脇に点在する足跡があり、それぞれ猿人の「パラントロプス・ボイセイ」と、より進化した原人の「ホモ・エレクトス」が残したと推定された。
他の場所で見つかっている頭骨や骨格の化石から、ボイセイは小柄でも頑丈な顎で植物の茎や根、堅い実などを食べていたとみられる。一方、エレクトスは現生人類(ホモ・サピエンス)と同属で、直立二足歩行を確立し、その後の時代に欧州やアジアに進出したと考えられている。
[時事通信社]
最新ニュース
-
11月都内物価、2.2%上昇=総務省
-
スウェーデン、中国に「調査協力」要請=海底ケーブル断線巡り
-
朝ドラキャストがゆかりの地訪問=松江市〔地域〕
-
双方が「停戦合意違反」と主張=イスラエル、レバノンを空爆
-
万博テーマ館に生物学者の展示 大阪
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕