すごみ示した橋本=「人生で一番」の鉄棒―全日本体操種目別
花形種目の鉄棒。東京、パリの両五輪種目別金メダリストによる競演で岡を退け、東京五輪2冠の橋本がすごみを示した。難度のDスコアは8人の中で最も高い「6.9」。高難度の技を次々と成功させて着地もぴたりと決め、「完璧に決め切ることができた。人生で一番」と実感を込めた。
離れ技の「リューキン」や「カッシーナ」は単発でも大技だが、他の技と連続させて加点を稼いだ。世界の舞台でメダルが狙える15点台を3人がたたき出したハイレベルな争いを、「世界でも日本だけしかできない」と誇った。
パリ五輪はけがの影響を引きずり、個人総合と鉄棒は連覇を逃した。団体総合で悲願の金メダルを手にしたとはいえ、不完全燃焼の思いが強かった。
シーズン最終戦の得意種目で本来の姿を取り戻し、「すっきりした。気持ち良く来年のスタートが切れそう」。岡と「ダブルエース」の活躍が期待される今後が、さらに楽しみになった。
[時事通信社]
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