桑木「最高の形で終われた」=ボギー先行、慌てず逃げ切り―リコー杯女子ゴルフ
2位に2打差をつけて18番を迎え、桑木は余裕を持っていた。第1打をバンカーに入れたが、「第2打も第3打も思い通りに打てた」。3メートル弱からきっちり2パットのボギーで上がって逃げ切り、笑顔で右腕を掲げた。
3番までに2ボギー。二つ前の組の小祝がチャージをかけ、一時はリーダーボードで2位に落ちた。苦しい流れでも、カラーから7メートルを沈めた6番からの3連続バーディーでリードを奪い返し、「前向きになれた」。2番で3メートル、11番で4メートルのパーパットを決めた粘りも大きかった。
本格的に体幹トレーニングなどに取り組み、ドライバーの飛距離は20ヤード伸びた。昨年は2オンできなかったホールも2打で乗せられるようになり、成長を実感する。朝の練習から不調だったショットも、「7番のドライバーで気づきがあって自信を持って打てるようになった」。重心を落とす意識で修正した。
以前は最終日に崩れることが多かったが、精神面の強さも増して今季は初優勝を含む3勝。「最高の形で終わることができた」と喜ぶ。来季へ向け「(国内ツアーを)引っ張りたいけど、1年で調子が変わってしまうこともある。今年とは比較しないようにやっていきたい」と冷静に話した上で、海外メジャー出場も具体的な目標に挙げた。
[時事通信社]
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