大東大ＦＷ陣、愚直に＝関東大学ラグビー
大東大のＦＷはよく動いた。突破役の留学生を愚直にフォロー。パスを受けて加速し、トライに結びつける攻撃パターンが確立してきた。優勝を懸けた一番でも、この形で２トライを奪ったナンバー８大竹は「ボールをもらってゲインすることを常にイメージしている」。強豪校の中では劣る体格を運動量で補ってきた。
次の舞台となる大学選手権では、フィジカルの強度が増し、ますますＦＷの奮闘が求められる。近年、関東リーグ戦勢は存在感を示せていないが、酒井監督は「代表として恥ずかしくない戦いをする」。ジャージーの胸にある三つの星は過去の選手権優勝回数を示す。栄光をさらに積み重ねられるか。チームの底力は、ここから試される。
［時事通信社］
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