渋野日向子「やっぱり勝ちたい」=米ツアー3年目が終了―女子ゴルフ
【ベレル(米フロリダ州)時事】17日まで行われた米女子ゴルフのアニカ・ゲインブリッジで、渋野日向子は34位に終わった。年間ポイントランキングは大会前の62位から64位に後退。上位60人による今季最終戦で21日に始まるCMEツアー選手権の切符に届かず、米ツアー本格参戦3年目が幕を閉じた。
最終ラウンドを終えた渋野は開口一番、「残念」。パー70のコースで65をマークした3日目の流れをつなげられず、「本当にもったいない一日。前半はクラブ(の選択)ミスかな、というのが多かった。後半はだんだんリズムが速くなってきた」。ショットの安定感を欠き、スコアを四つ落とした。
5月末から行われた全米女子オープンでは、優勝した笹生優花に次ぐ2位に入り、2019年全英女子オープン以来のメジャー制覇に迫った。予選落ちが目立っていた状況から、クラブのシャフト変更をきっかけにショットの精度が増したことが躍進の要因の一つだった。ただ、調子の良しあしに左右されるケースはまだ多く、「いらない動きを減らしていきたい」と話す。
15日に誕生日を迎えて26歳になり、「まだまだこれから」。来季の目標については「言える状態ではないぐらい自信はないが、でもやっぱり勝ちたい」。まずは充実のオフを過ごすことが第一歩となる。
[時事通信社]
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