ジョコビッチ、来季現役続行を明言 ツアー通算100勝はお預け
【上海AFP=時事】男子テニスの四大大会(グランドスラム)で通算24勝を誇るノバク・ジョコビッチは、現世界ランキング1位のヤニック・シナーに敗れた13日の上海マスターズ決勝後、来シーズンも現役を続ける意向だと明かした。≪写真は男子テニス上海マスターズのシングルス決勝に臨むノバク・ジョコビッチ≫
37歳のジョコビッチは6-7(4-7)、3-6で敗れ、今季の全豪オープンと全米オープンで優勝したシナーに直近4戦3敗となった。
自身も今季は「結果の面では過去最悪のレベル」だったと認めたが、先日引退を表明した長年のライバルであるラファエル・ナダルに続いて現役を退く考えはないと明言し、「将来がどうなるかは分からないが、その時々の気分で流れに身を任せてみるつもり。来シーズンも戦ってプレーする計画だ」とコメントした。
全仏オープンとウィンブルドン選手権はカルロス・アルカラスが制し、今季のジョコビッチはグランドスラムの優勝回数を伸ばせなかったが、8月のパリ五輪ではアルカラスとの激闘に勝利して悲願の金メダルを獲得し、キャリア通算99勝目を挙げた。
この日はシナーに敗れ、ジミー・コナーズとロジャー・フェデラーに次ぐツアー通算100勝はお預けとなったが、「自分にとっては死んでも成し遂げたいというような目標ではない。もうキャリアの最大の目標はすべて達成したと思う」と意に介さず。
「今はとにかくグランドスラムと、どこまで自分の限界を押し上げられるかを考えている」と強調した。【翻訳編集AFPBBNews】
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