岸田新監督、不安抱えるも奮起=名将の「宿題」解決が第一―プロ野球・オリックス
新しい風を求め、オリックスは43歳の指導者に大役を任せた。選手として14年、引退後もコーチで5年。岸田新監督は愛着ある球団からの要請に戸惑いつつ、「不安しか当然ないが、良いチームになってほしい。ちょっと頑張ってみようと」。終始緊張した面持ちを崩さず、誠実に受け答えした。
昨季までリーグ3連覇を達成しながら今季は5位。常勝軍団の礎を築いた中嶋監督は自ら身を引いた。名将が最後に指摘したのはチームに見えた「慣れ」。全力疾走などを怠る姿は、勝てる集団から遠のいたことを象徴した。新監督にとって、この課題解決が第一。対話を大事にしつつ、「メリハリの利いた空気をつくっていかないといけない」と語る。
采配面など未経験のことばかり。中嶋監督の立ち姿には感銘を受けたというが、目指すべき監督像をつくるのはこれから。「自分の色をどう出すかというところにもまだ至っていない。必死にやっていく」。選手と向き合いながら一歩ずつ進んでいく。
[時事通信社]
最新ニュース
-
大谷、ダルビッシュと対戦=地区シリーズ最終戦―米大リーグ
-
渡辺が4強=バドミントン
-
ハリケーン被害7兆円超か=バイデン氏、被災地視察へ―米
-
中満国連次長「核禁条約推進に勢い」=被団協のノーベル平和賞
-
民間参加の資金調達訴え=低所得国支援で枠組み―米高官
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕