洞爺丸の悲劇伝えるパネル展 北海道函館市
1954年9月26日に函館湾で洞爺丸をはじめ青函連絡船5隻が台風による強風と波で転覆、沈没し、乗客乗員1430人が犠牲になった悲劇から70年となり、国内最大の海難事故を伝えるパネル展が北海道函館市のJR函館駅と青函連絡船記念館摩周丸で行われている。
パネル展では、台風の動きや5隻の当日の状況などを説明。海水の侵入などに遭い、乗員は必死に操船に努めたが、沈没に至った経緯を紹介している。
企画したNPO法人語りつぐ青函連絡船の会の高橋摂事務局長は、事故の詳細を知って「(海難事故を防ぐ)今後の教訓にしてもらえれば」と話している。函館駅でのパネル展は2025年3月まで、摩周丸ではその後も継続する予定。【もぎたて便】
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