中谷はKO決着有望=田中、スピード生かせるか―ボクシング
プロボクシングの世界戦7試合が13、14日の2日間にわたって東京・有明アリーナで行われ、14日には日本選手が2試合に出場する。
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の中谷潤人(M・T)は、2度目の防衛戦に臨む。戦績は世界3階級制覇王者の中谷が28戦全勝(21KO)で、挑戦者のペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)は76勝(53KO)1敗。総合力で上回る中谷のKO防衛が予想される。
7月の初防衛戦では1回に相手ボディーへ強打を見舞い、鮮烈なKO勝ちを収めた。今回は左構え同士の一戦となり、フックの使い方がカギとなりそうだ。スパーリングでは各種パンチの角度や回転を意識し、「3種類のカギになるパンチを練習した。違う強さを見せたい」と自信を見せる。
注意すべきは、経験豊富な相手が仕掛けてくる接近戦。集中を切らさずにいなせれば、早期決着も見えてくる。
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の田中恒成(畑中)は、プメレレ・カフ(南アフリカ)を相手に初防衛を目指す。攻守とも高いレベルを誇る世界4階級制覇王者が、強化したスピードを生かして主導権を握れるか。相手のジャブとカウンターには警戒が必要だ。戦績は田中が20勝(11KO)1敗、カフが10勝(8KO)3分け。
[時事通信社]
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