アンコールワット遺跡に高級車ずらり カンボジア
【シエムレアプ(カンボジア)AFP=時事】カンボジアの世界遺産であるアンコールワット遺跡に、フェラーリやランボルギーニ、ロールスロイスなどの高級車が集結した。≪写真は、アンコールワット遺跡の前で、「ガムボール3000」に参加する車を見る人々≫
ベトナムのホーチミン市からシンガポールまでの3000マイル(約4800キロ)を走る国際公道ラリー「ガムボール3000」の一環で、アンコールワット遺跡の魅力を多くの観光客に知ってもらおうと開催されたイベントだ。今年の「ガムボール3000」には世界50か国以上から103台のスーパーカーが参加した。
カンボジア経済は観光業に大きく依存しているが、観光客数は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)前に比べると、はるかに少ない状況が続いている。
イベントにはカンボジアのソック・ソケーン観光相も出席し「これはカンボジアを世界にアピールできる催しであることに違いないと思う。世界的な観光地として海外からの旅行客を受け入れる準備もできている」と話した。その上で、今回集結した高級車は厳しいガイドラインを順守した上で走行しており、公共の秩序を乱したり遺跡を軽視したりすることはないと説明した。
イベントの主催者も、こうした催しが多くの観光客の誘致につながることを期待していると話していた。【翻訳編集AFPBBNews】
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