メリル・ストリープさん「アフガンでは少女よりもリスの方が権利ある」
【国連本部(米国)AFP=時事】米俳優メリル・ストリープさんは23日、アフガニスタンでは少女よりも「リスの方が多くの権利を持っている」と述べた。イスラム主義組織タリバン政権による女性や少女の権利制限の撤廃を求める同国女性の声に賛同するもの。≪写真は、米ニューヨークの国連本部で行われたアフガニスタン女性の未来をめぐる会合に参加する米俳優メリル・ストリープさん〈右から2人目〉≫
タリバンは2021年8月に政権を掌握して以降、イスラム法の厳格な解釈を適用。女性や少女に対し、公園への立ち入りや大学への通学、公共の場での歌唱などを禁止しており、国連は「ジェンダー・アパルトヘイト」だと批判している。
ストリープさんは米ニューヨークで国連総会に合わせて行われた会合で「きょうのアフガンでは、少女よりもリスの方が多くの権利を持っている。タリバンが女性や少女の公園の利用を禁じているからだ」「(アフガンの首都)カブールで鳥は歌うことができるが、少女や女性は公共の場でそれができない」と主張。
「国際社会が一丸となれば、アフガンに変化をもたらし、同国人口の半分(を占める女性)の緩慢な窒息を阻止することができると感じている」と述べた。【翻訳編集AFPBBNews】
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