大の里、2度目V=大関昇進確実に―大相撲秋場所14日目
大相撲秋場所14日目は21日、東京・両国国技館で行われ、大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が13勝1敗で2場所ぶり2度目の優勝を果たし、場所後の大関昇進を確実にした。結びで大関豊昇龍を破り、2敗力士がいないため、千秋楽を待たずに賜杯獲得が決まった。
大の里は新小結として臨んだ5月の夏場所で12勝を挙げ、初土俵から史上最速の7場所目で初優勝を遂げた。新関脇だった7月の名古屋場所は9勝にとどまったが、大関昇進の目安とされる三役での直近3場所の合計33勝を上回る34勝に到達。
高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は千秋楽の22日に大の里の昇進について審判部で協議することを明らかにした。昇進となれば、所要9場所は昭和以降では最速。
[時事通信社]
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