上田、ストライカーの意地=価値ある2ゴール―サッカーW杯予選
2戦続けて最前線の先発に選ばれた上田が、結果で起用に応えた。奪った2ゴールはどちらも効果的だった。
0―0のまま、前半30分を過ぎて鎌田が得たPK。ぎりぎりまで気を散らすようにボールの前に立ち続けた相手GKにも、ホームのバーレーンサポーターが照射してきたレーザーのような光にも、上田は全く動じなかった。「集中していた」。難なく決めた。
後半最初の好機を物にした2点目は、時間帯を考えても価値がある一発だった。ゴール前に相手選手が多くいた状況でも打ち切った。「シュートチャンスは逃さないように意識していた」。7―0で大勝した第1戦の中国戦はシュート0本に終わっていたこともあり、「自分の得点ももちろん狙っていた」。ストライカーらしく話した。(リファ時事)
[時事通信社]
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